なんとなくナントについて

どのような協会か?

 「なんとなくナント」は、もともと日本人留学生を支援していたボランティアのグループによって発足しました。銀行口座の解約方法が分からない人、騙されるのではないかという不安を感じている人、日本語の話せる誰かに付き添ってもらいたいと思っている人、それらの留学生を手助けしたことが、そもそもの始まりでした。「新しい日仏協会でも作ろうか」という軽い思いつきからではなく、以上のような経緯を経て生まれた協会です。当ボランティアグループは、この2年の間に、15名ほどの留学生を支援してきました。ある留学生については、ナント到着から帰国までの間のすべての手続き(住宅補助金(CAF)の住宅保険なども)について手助けしました。

 これら活動により、MEIFや大学、銀行、住宅補助金(CAF)などとの繋がりができましたが、「なぜ私たちが特定の団体としてではなく、個人のボランティアとして活動しているのか?」と問われることもしばしばでした。このことが留学生に対して必要な援助を専門に行う団体としての、協会を立ち上げることにつながりました。

 

この協会の特徴は?

 この協会の主な目的は、日本人留学生を個別に手助けし、年間を通じての様々な書類手続き(盗難被害の届け出など)、日常生活での問題(病院への同伴など)に関して援助することです。協会には日本語が話せ、各種の手続きに通じているメンバーがいるため、日常の問題には、比較的簡単に対処することができます。

 もうひとつの重要な目的は、この協会の存在を日本の大学や語学学校に広く知ってもらうことです。日本の学生がフランス留学を躊躇する主な原因のひとつは、到着時の受け入れ体制がないこととも言われています。フランス語を流暢に話せず、英語も苦手な場合、到着直後から途方に暮れてしまうこともしばしばです。そのような時、日本人留学生は、専門のエージェントにコンタクトして助けを求めますが、エージェントが遠方にいることが多いため、上手く対処できていないのが現実です。私たちのような協会があることで、より多くの学生にナントを留学先として選んでもらえることを確信しています。

協会の活動

目的:

  •  ナントにくる日本人留学生の到着時と出発時、および日常生活における様々な行政手続きの支援をする。
  •  日本の大学や語学学校に対してナントへの留学希望者の増加を促す。またインターネットなどを通じ、当協会の存在を広める。
  •  他の協会や地方公共団体から要請があれば、必要に応じてナントを訪れるグループや団体に同伴する。

留学生の受け入れ:

フランス到着前:

  • 滞在準備の支援(大学登録の手助け、滞在費や生活費のアドバイス)や住居探しなど

フランス到着時:

  • 到着時の出迎え(必要な場合)
  • 同行して到着時に必要な各種手続きを行う(大学の登録、大学寮または住宅の登録、住宅保険、借家現状書など)
  • 大学のクラス分けテストへの同行
  • 銀行口座開設、携帯電話の購入・契約手続き
  • 移民局義務検診の予約
  • 住宅補助金(CAF)への登録
  • 医師の紹介、保険共済加入の手続きなど

滞在時:

必要に応じて様々な状況での援助とフォロー、日常生活の支援(旅行の予約、買い物、病院への同行、盗難被害の届け出など)

滞在終了時:

銀行口座解約、電話や電気・ガス・水道の解約、住所変更、荷物の発送、帰国便の予約

協会の普及活動

提携団体:

ナント大学、MEIF、日仏青少年協会(AJFJ)、アトランティック・ジャポン協会、オトゥール・デュ・モンド協会、AFA協会、観光局、ナント・メトロポール都市共同体、現地日本語学校・大学

日本における普及活動:

協会とナントの街を紹介したインターネットサイト、チラシの配布、日本の大学と語学学校との提携など